東青会の紹介
東青会とは
広島県東部機械金属工業(協)の青年部会です。20歳から45歳までの会社の後継者、役員、経営者の集まりで、現在約40数名の会員が加入しています。同業種、同年代、同じ立場の若者が気軽に集まって、研修会・見学会・懇親会などの事業を通して、経営者としてのスキルアップを図ることは勿論、メンバー間での交流を通して、お互いの信頼関係を築き、情報交換や議論することによって、地場の機械金属業界の発展を担っていくことを目的として活動をしている会です。
本会設立時の目的を会則から抜粋しますと『本会は、次代の中小企業界を担う青年をもって組織し、清新な意気と熱意による実践活動により経済環境の激変に対処し、組合及び中小企業の飛躍的発展を遂げるための先駆となることを目的とする。』
会長挨拶
東青会令和7年度所信表明
このたび、東青会会長を拝命いたしました㈱栄工社 唐川です。歴史ある会の舵取りを担う責任の重さを感じるとともに、貴重な経験をさせていただくことに感謝しております。任期の2年間、皆さまと力を合わせ、より良い東青会を築いてまいります。
私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。世界的な地政学リスクや資源価格の不安定、円安によるコスト増が続く中で、国内では少子高齢化と人材不足が経営を直撃しています。更に最低賃金の上昇も続く中、中小企業では人材確保がますます困難になってきています。特に地方においては若年層の人口流出も相まって、必要な人材を確保することが一層厳しくなっています。その状況下で技術承継や働き方改革、外国人材の受け入れ制度の変化など、解決すべき課題は山積しています。
一方で、ポストコロナの経済活動再開、インバウンドの回復、そしてものづくり日本への再評価の流れなど、私たちの業界にとって追い風となる動きも出てきています。こうした変化の中で必要なのは、情報をつなぎ、人をつなぎ、行動につなげる「実践の場」です。まさに東青会がその役割を果たすべき時だと感じています。
先輩方が築いてくださった「人とのつながり」「経営の学びの場」としての東青会の原点を大切にしながら、次の時代を見据えた活動にも挑戦していきたいと考えています。若手経営者として、DXやSDGsといった新しい潮流にも目を向けつつ、実務に役立つ勉強会や視察、世代や地域を超えた連携を積極的に行ってまいります。
特に、これからの時代はDX(デジタルトランスフォーメーション)を避けては通れません。日々の業務の効率化や経営の意思決定のスピードアップ、さらには新たな価値創出のためにも、デジタル技術への挑戦は必須です。私たち若手の強みは、柔軟な発想と行動力にあります。失敗を恐れず、新しい取り組みに果敢にチャレンジしていくことが、組織や自身の成長につながると信じています。
経営者である私たちは、悩みや課題を一人で抱えているケースが出てくると思います。会に集う仲間と共有し、ともに考え、議論し合うことで、いろいろな考え方ややり方に触れることができます。それが自分自身の学びとなり、新たな視点や行動のヒントになります。東青会が、そうした「安心して本音が話せる場」であり続けることを大切にしたいと思います。
私自身も東青会を通じて、多くの学びと支えを得てきました。その恩返しの意味も込めて、会員の皆さんにとって「入っていて良かった」と思えるような会にしていきたいと思います。
微力ながら、皆さまとともに考え、学び、時には遊ぶ事もしながら、有意義な2年間にしてまいります。何卒ご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
令和7年年6月4日
広島県東部機械金属工業協同組合
青年部 会長 唐川 英雄
活動内容
- 事業継承や働き方改革、生産性向上など、中小企業経営に係る喫緊の課題をテーマとする研修会を年3回実施
- 組合員企業の先進的取り組みを勉強するための、工場見学や先輩経営者とのミーティングを年1回実施
- 県外企業視察研修を年1回実施
- 親睦ゴルフ大会を年2回、家族を交えての納涼例会を年1回実施
- その他、各種例会や親組合主催の「親善ソフトボール大会」の主管などを行う
会員一覧
役職名 | 氏名 | 会社名 | 会社役職 |
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会長 | 唐川 英雄 | (株)栄工社 | 取締役 |
副会長 | 小林 憲輔 | プレコ技研工業(株) | 社長 |
副会長 | 藤井 翔太 | 中国塗装工業(株) | 専務 |
副会長 | 赤松 芳美 | (株)アカシン | 営業課長 |
理事 | 田中 亮介 | ファインメタル工業(株) | 社長 |
理事 | 黒田 稔 | (株)大同重機製作所 | 社長 |
理事 | 藤田 翼 | (株)エフテックス | 常務 |
理事 | 梶田 浩章 | 三協マーク(株) | 社長 |
理事 | 菊田 九 | (株)明和工作所 | 社長 |
理事 | 小田 裕之 | (株)明電 | グループ長 |
理事 | 鎌田 裕貴 | 鎌田特殊鋼(株) | 社長 |
理事 | 北川 智一 | (有)晟上工業 | 専務 |
理事 | 和田 高宏 | (株)和田製作所 | 社長 |
理事 | 髙橋 章之 | 高橋製作(株) | 常務 |
理事 | 松本 脩 | リンクス(株) | 専務 |
理事 | 原田 幸尚 | (有)光陽機械製作所 | 専務 |
理事 | 佐藤 健一 | (株)御幸鉄工所 | |
監事 | 髙山 郁生 | 髙山産業㈱福山支店 | 専務 |
監事 | 新川 貴子 | 協同精機(株) | 専務 |
監事 | 妹尾 吉晃 | 日成鋼材(株) | 専務 |
会員 | 石原 雅也 | (株)アイ・エスツール | 社長 |
会員 | 昼田 健史 | ヒルタ工業(株) | 取締役 |
会員 | 橋本 紘樹 | 向陽金属工業(株) | 営業 |
会員 | 吉本 武史 | (株)吉久 | 営業 |
会員 | 藤井 博敏 | (株)フジイ機械製作所 | 専務 |
会員 | 矢吹 真誉 | 因島鉄工(株) | 取締役 |
会員 | 佐久間秀俊 | (株)渡辺電機製作所 | 営業 |
会員 | 佐藤比香留 | (株)サンエス | 常務 |
会員 | 松井 隆幸 | (株)森脇工業 | 常務 |
会員 | 小林 太一 | 福山鋳造(株) | 製造 |
会員 | 平井 聖也 | (株)ヨシテック | 社長 |
会員 | 大土井海人 | (株)大土井鉄工所 | |
会員 | 吉村 冬樹 | (株)制電社 | プロジェクトマネージャー |
会員 | 花﨑 恒 | (有)富久和工業 | 取締役 |
会員 | 寺田 昂由 | (株)寺田鉄工所 | |
会員 | 柏原 大輝 | (有)柏原機工 | |
会員 | 木村 基良 | 深江特殊鋼(株) | 取締役 |
会員 | 平岡 良統 | 宮本鋼機(株) | 業務部長 |
東青会のあゆみ
昭和56年7月 | 設立総会 参加会員35名で発足 初代会長 児玉 晴夫 |
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昭和61年9月 | 創立5周年記念事業を行う 第3代会長 谷本 祚久 |
昭和63年6月~平成元年2月 | 組合青年部(東青会)研究事業 “21世紀に向けての組合経営のあり方”(21世紀ビジョンづくり) |
平成元年7月~2年2月 | 活路開拓ビジョン調査事業及び情報収集提供事業に参画 |
平成3年4月 | 創立10周年記念事業を行う 第5代会長 唐川 正明 |
平成3年6月~4年3月 | 広島県東部機械金属厚生年金基金設立準備事業に参画 |
平成3年8月~4年3月 | 組合情報化促進企画調査事業に参画 |
平成4年7月~5年3月 | 組合情報ネットワーク化事業に参画(平成5年3月システム設計完了) |
平成6年11月~7年2月 | 組合の短時間労働雇用管理改善事業に参画 |
平成8年7月 | 創立15周年記念事業を行う 第8代会長 松本 眞 |
平成13年7月 | 創立20周年記念事業を行う 第11代会長 家護谷 則寿 |
平成19年2月~11月 | 組合創立50周年事業の一環として東青会メンバーによる特別インタビュー 「~トップ経営者からの伝承~」 と題して27名の経営者に対して実施した |
平成23年9月 | 創立30周年記念事業を行う 第16代会長 佐藤普三 |
平成28年5月 | 広島県中小企業団体青年中央会会長に東青会理事 田口 裕司就任 |
平成29年3月 | 組合創立60周年記念事業の一環として組合理事および青年部(東青会)による 「座談会」が開催され、青年部より5名が出席 |
令和3年10月 | 創立40周年記念事業を行う 第21代会長 早間寛将 |
令和4年6月 | 全国中小企業団体中央会会長表彰受賞 早間会長・喜多村副会長出席 |
会員募集
親組合に所属している会社の20歳から45歳までの経営者、後継者、役員、又はそれに準ずる立場にある者であればいつでも誰でも入会できます。
入会希望の方は組合事務局までお気軽にご連絡下さい。詳しい説明をさせていただきます。